和(浅はかな知恵で書いているのできっと間違えています)

金槐和歌集 (岩波文庫)

金槐和歌集 (岩波文庫)


心の中で源実朝がきています。


というか昔っから好きだったけど…
きっかけは、おそらく子どもの頃に読んだ「まんが日本の歴史」で、
彼の顔がカッコ良く描いてあったからでしょう(おい)
だって、これでイカみたいな顔だったらどうよ!?
歴史はビジュアルです(※ウソです)


義経、頼朝と比べると地味な実朝ですが(大河にも出てこないと思う。そもそも時代が違う)
時折、たまに彼の超ファンが出るようです。

彼のことを記した本といえば、鎌倉の歴史をしるした「吾妻鏡」、
自身の歌集である「金塊和歌集」などがあります。
読んでみたいのですが、
私自身が和歌が素人同然なので、悲しいことに読んでもよくわからない。
ただ、新古今などは見ても「????」という感じなのですが、
実朝の歌はわかるものもある。言葉遣いが率直なので、ストレートに心に届きます。

これとかを読むと、実朝は無垢で優しく純粋な人間だと感じます。


そういう人物像は非常に魅力的だと思いますが、
果たしてそんな人間が実在するかどうか。
歴史的なロマンに流れすぎて、実在の人間の姿を見失ってしまうのは怖いです。


ということで、色々と本でも読んで、私なりの実朝像を作っていけたらいいなあ と思いました。